Xperia 5は高性能な通信機能を備えていますが、使用中にWi-Fiが急に切断される、接続が不安定になるという相談は意外と多くあります。
動画視聴やオンラインゲーム中に接続が途切れるとストレスも大きいですよね。
実は、原因は本体故障だけでなく、設定や周辺環境が影響しているケースも多いのです。
今回は、修理に出す前に確認してほしい3つのポイントをご紹介します。
1. ネットワーク設定とソフトウェアの状態を確認
Wi-Fiの不具合は、本体の設定やソフトウェアの不具合で起きることがあります。
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ネットワーク設定のリセット
Xperia 5の設定 →「システム」→「リセットオプション」→「Wi-Fi、モバイル、Bluetoothをリセット」でネットワーク設定を初期化できます。
保存されたWi-Fiパスワードは消えるので、再接続時に入力が必要です。 -
ソフトウェアアップデート
AndroidやXperiaのバージョンが古い場合、通信安定性の不具合が残っていることがあります。最新のアップデートを適用しましょう。 -
省電力モードの影響
バッテリー節約機能が有効だと、Wi-Fi接続がスリープ時に切断されることがあります。設定 →「Wi-Fi」→「Wi-Fi設定の詳細」からスリープ時もWi-Fiを維持するように変更可能です。
2. 周波数帯・電波干渉の確認
Wi-Fiには主に2.4GHz帯と5GHz帯があります。
2.4GHz帯は障害物に強いですが、電子レンジやBluetooth機器などと干渉しやすいのが弱点です。
一方、5GHz帯は干渉が少なく高速ですが、壁や床を挟むと電波が弱くなります。
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家のルーターがデュアルバンド対応なら、2.4GHzと5GHzの両方を試してみる
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ルーターから遠い場合は中継機を利用
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他の機器が多い場合はルーターのチャンネル設定を変更
Xperia 5は両方の周波数に対応しているため、環境に合わせて切り替えるだけで改善するケースもあります。
3. ハードウェアや周辺機器の状態を確認
ソフト面に問題がなくても、物理的なトラブルが原因のことがあります。
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ルーターの不調
長時間使い続けたルーターは熱や内部エラーで接続が不安定になることがあります。電源を一度切り、数分後に再起動してみましょう。 -
本体の発熱
Xperia 5は高負荷状態で本体温度が上昇すると、通信機能を一時制限することがあります。カバーを外して冷却し、温度を下げることで改善する場合があります。 -
落下や水濡れの影響
落下や湿気でWi-Fiアンテナ部分が損傷すると、接続が極端に弱くなります。この場合は修理が必要です。
修理が必要なサイン
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他のスマホやPCではWi-Fiが安定しているのに、Xperia 5だけ途切れる
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再起動や設定リセットでも改善しない
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接続はできても極端に速度が遅い
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アンテナ表示が常に弱い
こうした場合は、内部アンテナや基板の接触不良が原因の可能性が高く、専門店での診断・修理が必要です。
まとめ
Xperia 5のWi-Fi途切れは、設定・周波数帯・ハード面の3つを順番に確認することで、多くのケースが自分で解決できます。
それでも改善しない場合は、内部故障の可能性があるため、早めの診断がおすすめです。
スマホシェルジュ秋葉原では、Xperiaシリーズの通信不具合診断から修理まで即日対応可能。お困りの際はお気軽にご相談ください。