GalaxyのSシリーズで多いバッテリー膨張トラブルとは?
スマートフォンを長く使っていると、ある日突然「背面が浮いてきた」「画面が少し浮いている気がする」といった異変に気づくことがあります。
その中でもGalaxy Sシリーズをお使いの方に多く見られるのが、バッテリーの膨張トラブルです。
今回は、Galaxy Sシリーズで特に注意が必要な「バッテリー膨張」について、原因や放置するリスク、対処法を詳しく解説します。
■ GalaxyのSシリーズで起きやすい理由とは?
Galaxy Sシリーズは高性能・高機能で人気のAndroid端末ですが、そのぶんバッテリーへの負荷も大きくなりがちです。
特に以下のような特徴が、バッテリー膨張のリスクを高める要因となっています:
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高輝度の有機ELディスプレイ
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高速充電への対応
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薄型化に伴うバッテリー容量の増加
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長期使用での経年劣化
S8・S9・S10・S20・S21などの機種では、発売から数年が経過し、劣化が進んだバッテリーが膨張するトラブルが多発しています。
■ バッテリー膨張の初期症状
Galaxyシリーズでバッテリー膨張が起きると、以下のような症状が見られます:
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背面パネルが浮いてきた
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ディスプレイの端が浮いているように見える
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画面を押すとたわむ感触がある
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本体が異常に熱くなる
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充電の持ちが悪くなった
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端末が歪んで机に置くとガタつく
このような変化に気づいた場合は、早急な点検・修理が必要です。
■ 放置が危険な理由
バッテリー膨張は、単なる劣化症状にとどまりません。放置することで、以下のような重大なリスクにつながる可能性があります。
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バッテリー破裂や発火の危険性
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ディスプレイや基板への圧迫・破損
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防水性能の喪失
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フレームの変形で修理困難になる
とくにGalaxyのような密閉構造の端末では、膨張が進むと内部パーツに強い圧力がかかり、最終的には修理不能になるケースもあります。
■ 自分でできるチェックポイント
Galaxy Sシリーズをお使いの方は、以下の点を定期的にチェックしてみましょう:
☑ 背面パネルが浮いてきていないか
☑ 画面端に隙間や変形はないか
☑ 本体の発熱が異常に強くないか
☑ バッテリーの持ちが極端に悪くなっていないか
☑ 机に置いたときにグラつかないか
どれか一つでも当てはまる場合、バッテリーの膨張が始まっている可能性があります。
■ 対処法と修理について
Galaxyのバッテリー膨張が疑われる場合は、すぐに修理専門店に相談するのが安全です。
スマホシェルジュ秋葉原店では、Galaxy各機種のバッテリー交換に対応しており、膨張状態でも多くの場合は修理可能です。
即日対応(在庫状況による)や、事前の無料診断・お見積もりも承っております。
さらに、膨張によって画面浮きやリアパネル浮きが生じた場合でも、追加パーツ交換や圧着対応でできる限り本来の状態に近づける修理を行います。
■ バッテリー膨張を防ぐための予防策
バッテリー膨張は自然な経年劣化の一環ですが、以下の点を意識することで進行を遅らせることができます。
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高温になる場所での使用・充電を避ける
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充電しながらの長時間使用を控える
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純正または安全な充電器を使う
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過充電(100%にし続ける)を避ける
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定期的なバッテリー点検を受ける
■ まとめ
GalaxyのSシリーズで起きやすい「バッテリー膨張」。
軽度の症状に見えても放置すれば、スマホ全体に深刻なダメージを与える可能性があります。
「なんだか背面が浮いてるかも…」
「最近、やたら熱くなる…」
そんな違和感を覚えたら、まずはスマホシェルジュ秋葉原店にお気軽にご相談ください。