本日は、Face IDが使えない!? iPhoneの顔認証トラブルと修理について紹介します。
iPhoneのFace ID(顔認証)は、ロック解除やアプリの認証、決済など、日常のさまざまな場面で活躍する便利な機能です。しかし、ある日突然「Face IDが使えなくなった」「顔を認識しない」「設定すらできない」といったトラブルが起きることもあります。
今回は、そんなFace IDが使えないときの原因と対処法、そして修理のポイントについて、スマホ修理の専門店「スマホシェルジュ」が解説します。
■ よくあるFace IDのトラブル症状とは?
Face ID関連でよくある不具合には、以下のようなものがあります。
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「Face IDを有効にできません」と表示される
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顔を読み取らない/反応しない
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マスク着用時の認識精度が極端に悪い
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iOSアップデート後に突然使えなくなった
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「Face IDの設定が完了できません」と出る
一見ソフトウェアの問題のように見えても、実はハードウェア側に原因があることも少なくありません。
■ 原因①:TrueDepthカメラの故障
Face IDは、iPhone前面上部にある「TrueDepthカメラ」システムを使って顔を立体的に認識しています。この部分に不具合があると、認識そのものができなくなります。
以下のようなことが原因で、TrueDepthカメラが故障することがあります:
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落下による衝撃
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水濡れ・湿気
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カメラ部分の汚れ
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Face ID関連センサーのケーブル断線
特に、iPhone X以降のモデルでは、Face IDに関する部品が非常に繊細なため、ちょっとした衝撃で故障してしまうこともあります。
■ 原因②:iOSの不具合
iOSのアップデート直後にFace IDが使えなくなることがあります。この場合は、ソフトウェアのバグが原因である可能性が高く、一時的なトラブルであるケースも少なくありません。
対処法としては以下の方法があります:
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iPhoneを再起動する
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最新のiOSバージョンにアップデートする
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「設定」→「Face IDとパスコード」→Face IDを再設定する
これでも改善しない場合は、ハードウェア的な問題を疑う必要があります。
■ 原因③:「Face IDは現在ご利用いただけません」と表示される場合
この表示が出る場合、Face ID関連のセンサーが完全に機能していない状態です。多くはTrueDepthカメラモジュールの故障によるもので、Appleの正規修理以外では復旧が難しいとされていました。
しかし、現在では専門の修理店で部品単位の交換やケーブル修理が可能なケースも増えており、Face IDを復旧できる可能性もあります。
■ 修理のポイントと注意点
Appleの正規修理ではFace ID関連の故障は、本体交換になることが多く、費用も高額になりがちです。また、データが消えてしまう可能性もあるため、バックアップが必要です。
一方、スマホシェルジュのような非正規修理店では、データそのままでの修理対応が可能なケースも。故障箇所を正確に診断し、必要なパーツだけを交換することで、コストを抑えつつ修理できます。
ただし、Face IDは非常にデリケートな構造のため、対応していない修理店もある点に注意が必要です。対応実績のある店舗を選びましょう。
■ まとめ:Face IDが使えないと感じたら、まずは冷静にチェックを
Face IDが使えなくなると不便に感じることも多いですが、症状や原因をしっかり見極めることで、無駄な出費を防ぎ、的確な対応ができます。
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まずはカメラ部分の汚れやiOSの不具合を確認
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落下や水濡れの経験があるならハード故障を疑う
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修理は、データそのままで対応可能な専門店が安心
スマホシェルジュでは、Face ID関連の修理も受付中。診断は無料で、最短即日での修理にも対応しています。もしお困りの際は、ぜひ一度ご相談ください。