うっかりスマホを水の中に落としてしまった…。そんなとき、焦って電源を入れてしまう方が多いですが、それは最も危険な行動です。
スマートフォンは精密な電子機器のため、水分が内部に残った状態で電気を流すと、ショートや基板損傷が起こり、修理不可能になることもあります。
ここでは、スマホが水没した際に「電源を入れる前にやるべき正しい対処法」と「修理が必要なケース」について詳しく解説します。
🚫【1】まず電源を入れない・充電しない
水没直後に一番やってはいけないのが、「電源を入れる」「充電する」という行為です。
水が基板やバッテリー部分に残っていると、通電した瞬間にショートを起こしてしまいます。
電源がオフになっている状態なら、まだ復旧の可能性があります。
💡ポイント:
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電源が入っている場合は、すぐにシャットダウンする
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充電ケーブルは絶対に接続しない
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ボタン操作を繰り返さない
この初動の判断ひとつで、スマホが助かるかどうかが決まります。
🧻【2】外せるパーツはすぐに取り外す
次に行うのは、水分を閉じ込めないように分解する準備です。
iPhone・Android問わず、ケースやアクセサリー、SIMカードトレイなど外せるものはすべて外しましょう。
【取り外すべきもの】
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ケース・保護フィルム
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SIMカード・SDカード
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イヤホン・USBケーブル
SIMカードやSDカードには大切なデータが入っているため、早めに取り出し、ティッシュで優しく水分を拭き取ってください。
💨【3】やってはいけない乾燥方法
「ドライヤーで乾かせば大丈夫」と思っている方も多いですが、これは大きな間違いです。
ドライヤーの熱風は内部パーツを変形・劣化させる原因になり、逆に故障を悪化させることもあります。
また、最近話題の「お米に入れる」方法もおすすめできません。
確かにお米は湿気を吸いますが、内部まで完全に乾燥させることはできず、時間が経つほど腐食が進行してしまいます。
一時的な応急処置としては、風通しのよい場所で自然乾燥させるのがベストです。
ただし、内部まで完全に乾くには数日〜1週間かかるため、すぐに復旧したい場合は修理店での「水没クリーニング」を検討しましょう。
🧰【4】内部洗浄・乾燥が必要な理由
スマホ内部には、バッテリーや基板、カメラモジュールなど精密な電子部品が多数あります。
水分だけでなく、塩分・不純物・糖分などが混じると、乾燥しても腐食が進み続けるのが水没の怖いところです。
特に海水やお風呂・飲み物などに落とした場合は、真水よりもはるかに危険です。
乾燥しても白い結晶(塩やミネラル)が残り、通電不良やショートの原因になります。
そのため、修理専門店では基板洗浄・超音波クリーニングを行い、内部の汚れや腐食物を除去します。
これにより、データそのままで復旧できるケースも多いのです。
⚙️【5】修理が必要な症状のサイン
次のような症状がある場合は、自己対応では復旧できない状態です。
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電源が入らない・再起動を繰り返す
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画面がチラつく、タッチ操作が効かない
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充電しても反応しない
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カメラやスピーカーが動作しない
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本体が異常に熱くなる
これらの症状は、基板やバッテリーがダメージを受けている可能性があります。
早めに修理店へ持ち込み、内部クリーニング・パーツ交換を行うことが重要です。
🏥【6】スマホシェルジュ秋葉原ならデータそのまま修理OK
スマホシェルジュ秋葉原では、水没したスマートフォンをデータそのまま・即日対応で修理可能です。
超音波洗浄で内部の汚れや腐食を徹底的に除去し、状態に応じてバッテリー・画面・基板の交換を行います。
特に「電源が入らない」「充電ができない」などの症状でも、多くの端末が復旧しています。
自己判断で電源を入れる前に、ぜひ一度ご相談ください。
🔍【まとめ】
やるべきこと | やってはいけないこと |
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電源を切る・充電しない | 電源ON・充電を試す |
SIMカードを抜く | ドライヤーの熱風を当てる |
自然乾燥または修理店に持ち込む | お米に入れて放置する |
水没スマホは、「初動の3分」で結果が変わるといわれています。
焦らず正しい手順を踏めば、大切なデータを守れる可能性も十分あります。
スマホシェルジュ秋葉原が、あなたのスマホ復旧を全力でサポートします。