本日は、スマホで写真や動画を効率よくバックアップする方法について紹介します。
スマホのカメラ性能が年々進化し、写真や動画のクオリティが格段に向上しています。日常の風景や大切な思い出を手軽に記録できる一方で、ストレージがすぐにいっぱいになってしまう…そんな経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。今回は、スマホで撮影した写真や動画を効率よくバックアップする方法を紹介します。万が一のデータ消失に備える意味でも、ぜひ実践してみてください。
1. クラウドサービスを活用する
もっとも手軽でおすすめなのが、クラウドサービスの活用です。代表的なものとしては以下があります。
-
Google フォト(Android/iPhone両対応)
写真や動画を自動でバックアップできるGoogleの無料サービス。スマホで撮影した写真をWi-Fi接続時に自動アップロードする設定にしておけば、バックアップの手間が一切かかりません。無料で15GBまで利用でき、有料プランを使えばさらに容量を増やすことも可能です。 -
iCloud(iPhone専用)
AppleユーザーにはおなじみのiCloud。5GBまでは無料で、それ以上は有料プランへの加入が必要です。iPhoneの「写真」アプリと連携し、自動でクラウドに同期されるため、特別な操作は不要です。 -
Amazon Photos
Amazonプライム会員なら、写真の容量無制限でバックアップできるお得なサービス。動画にも容量が割り当てられています。Android/iPhone両方に対応しているのも嬉しいポイントです。
クラウドサービスを使えば、スマホの故障や紛失時にもデータが守られるため、安心感が段違いです。
2. パソコンや外部ストレージへの保存
クラウドに頼らず、手元にバックアップを残しておきたいという方には、パソコンや外部ストレージへの保存が最適です。
-
パソコンに接続して転送
USBケーブルを使ってスマホをパソコンに接続し、写真や動画をフォルダにコピーします。大量のデータを一気に移動できるため、バックアップ作業も短時間で済みます。 -
外付けHDDやUSBメモリを使う
最近ではスマホに直接接続できるUSBメモリ(OTG対応)も増えています。iPhoneにはLightning端子に対応したUSBメモリも登場しており、パソコンを介さず手軽に保存できます。 -
Wi-Fi接続型HDD(NAS)を使う
自宅にWi-Fiがあれば、ネットワーク経由でバックアップできるNAS(Network Attached Storage)も便利です。家族でデータを共有したい場合にもおすすめです。
3. バックアップ時の注意点
効率よくバックアップするためには、いくつかのポイントを意識することが重要です。
-
Wi-Fi環境下で行う
特に動画は容量が大きいため、モバイル通信でのバックアップは通信制限に引っかかる恐れがあります。Wi-Fi接続時に自動バックアップされるよう設定しておくと安心です。 -
定期的に実施する習慣をつける
1週間に1回、月に1回など、定期的にバックアップする日を決めておくと、万が一の際に「最新のデータがなかった…」という事態を避けられます。 -
重複データの整理も忘れずに
クラウドや外部メディアに移した後、スマホ内の不要な写真や動画を削除してストレージを整理することも大切です。バックアップと整理をセットで行うと効率がアップします。
まとめ
スマホで撮影する写真や動画は、日常の何気ない瞬間や大切な思い出を詰め込んだ宝物です。そのデータを失わないためにも、日頃からのバックアップ習慣が大切です。クラウドサービスを活用するもよし、パソコンやUSBメモリに保存するもよし、自分のライフスタイルに合った方法で「もしも」に備えておきましょう。