スマホシェルジュ秋葉原店です。
アイフォンを起動するとリンゴマークが出たまま進まない――いわゆる「リンゴループ」。
アイフォン12シリーズでもこの症状は少なくなく、「再起動しても治らない」「データが消えたかも」と不安に感じる方が多くいます。
しかし、焦って自己流の対処をすると、データ消失や基板故障につながる危険があります。
今回は、アイフォン12がリンゴループになった時に「絶対にやってはいけないこと」と「安全な対処法」を紹介します。
■ リンゴループとは?
リンゴループとは、アイフォンを起動してもリンゴマークの画面から先に進まない状態のことです。
一見フリーズのように見えますが、これはアイフォンのシステムが起動の途中で何らかのエラーを検出して停止しているサインです。
原因として多いのは以下の通りです。
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iOSアップデート中のエラー
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ストレージ容量不足
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バッテリーや基板の劣化
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データ破損やアプリの競合
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水没や衝撃による内部障害
特にアイフォン12では、iOS更新時のストレージ不足やバッテリー不良が引き金になるケースが目立ちます。
■ 絶対にやってはいけないこと
① むやみに電源を入れ直す
「もう一度再起動すれば治るかも」と何度も電源を入れ直す方が多いですが、これは危険です。
リンゴループ中のアイフォンは内部でシステム修復を繰り返している状態で、再起動を繰り返すとデータ書き込みが中断され、ファイルが破損する可能性があります。
特に、重要な写真やLINEのトークなどを残したい場合は、電源を何度も入れずに修理店へ相談するのがベストです。
② 強制的な初期化(リカバリーモード)
ネット上では「iTunesで初期化すれば直る」と紹介されていることもありますが、これは最終手段です。
リカバリーモードで初期化すると、内部データはすべて消去されます。
しかも、原因が基板やストレージチップにある場合、初期化を行っても改善しないことがほとんどです。
データが必要な場合や原因がわからない場合は、専門店でデータ復旧対応を依頼する方が安全です。
③ バッテリーを自分で交換する
「バッテリーが原因なら自分で替えればいい」と考える方もいますが、これも非常に危険です。
アイフォン12の内部構造は精密で、分解時にFace IDのセンサーや基板のコネクタを損傷させるリスクがあります。
また、純正でないバッテリーを装着すると、iOSが正しく認識せず「バッテリーに関する重要なメッセージ」が出ることもあります。
バッテリーが原因のリンゴループは、プロによる専用機材での電圧測定・交換が必要です。
■ 安全な対処法
まずは、落ち着いて状態を確認しましょう。
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アイフォンをケーブルに接続し、30分ほど充電してみる
→ バッテリー切れや電圧低下で起動しない場合、これで回復することがあります。 -
充電しても変化がない場合は、リカバリーモードに入れずに電源を切る
→ そのまま修理専門店へ持ち込むのが安全です。
スマホシェルジュ秋葉原店では、アイフォン12・12 mini・12 Pro・12 Pro Maxなどのリンゴループ復旧に対応しています。
データを残したままの修理も可能で、軽度なソフトウェア不具合なら即日復旧できるケースもあります。
■ まとめ
アイフォン12がリンゴループになったときは、
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再起動を繰り返さない
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初期化を自己判断で行わない
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分解・バッテリー交換をしない
この3つを守ることが、データを守る最善策です。
リンゴマークのまま動かないと焦りますが、正しい手順で対応すれば多くのケースで復旧が可能です。
大切なデータを守るためにも、トラブルが起きたらまずはスマホシェルジュ秋葉原店にご相談ください。