こんにちはスマレンジャー秋葉原店です
スマートフォンを購入した当初はサクサクだったのに、最近やけに起動が遅い、動きが悪いな・・・と感じる事はありませんか?
Androidの動作が遅くなる主な原因として、端末のCPUに大きな負荷がかかっていることが挙げられます。
今回は、Androidの動作が遅くなってしまう症状の対処法をご紹介します。
Androidの頭脳部分であるCPUの構造とは?
まずは、先述のCPUについてもう少し説明します。
Androidの頭脳部分であるCPUは、アプリなどの処理をひとつひとつおこなう構造になっています。このため、同時に複数のアプリを立ち上げ、処理命令が集中すると処理が追いつかず、結果として動作が遅くなってしまうのです。
同時に複数処理をこなすCPUを搭載したAndroid端末もありますが、基本的には『ひとつひとつ処理をおこなう』という構造を覚えておいてください。
不要なアプリを停止していこう
次に『どのアプリがCPUに負荷をかけているのか?』を把握していきましょう。
複数のアプリを立ち上げていることが原因と考えられるので、使用頻度の低いアプリは終了させるようにしましょう。バックグラウンドに常駐するタイプのアプリは使用していなくても過剰な負荷をかけていることがあります。このタイプのアプリを終了させることでCPUの負荷が減るうえ、アプリを動作させるために使用していたメモリが解放されるため、処理能力アップに繋がります。
『設定』をタップ→『アプリケーション』をタップ→『アプリケーションの管理』をタップ→該当アプリをタップ→『強制停止』をタップ→『OK』をタップ
バックグラウンドのデータの同期処理を停止しよう
Androidアプリの中には、バックグラウンドで常に最新のデータにアップデートや同期を行うものも存在します。
バックグラウンドで実行されているので使っている人は気づきませんが、CPUに負荷がかかり、全体の処理が重くなる可能性もあります。
バックグラウンドデータを無効にして同期処理を停止すると、全体の負荷を軽くするだけでなく、電池の持ちが良くなるなどの効果も期待できます。
Android端末の再起動をしよう
アプリを停止しても症状が改善しない場合、端末を再起動します。
電源ボタンを長押し→電源が切れたら少し時間を置く→再び電源を入れる
バッテリーが外せるタイプの端末は一度バッテリーを外し、時間を置いてから再びバッテリーを入れ電源を入れることをおすすめします。
不要なアプリをすべて削除しよう
それでも症状が改善されない場合、不要なアプリをすべて削除する作業を行いましょう。
『設定』をタップ→『アプリケーション』をタップ→『アプリケーションの管理』をタップ→『すべて』タブをタップの上、不要なアプリ名をタップし『アンインストール』を実行
上記の作業をすべての不要なアプリに対して繰り返しおこないます。
いらないものがたくさん入っていると、正常に起動するはずのものが動かなくなってしまうことがあります。端末をメンテナンスする意味も含め、アプリをあまり入れ過ぎず、快適な状態を保つことをおすすめします。
SDカードのフォーマット
SDカードにはAndroidのシステムだけでなく多くのアプリが頻繁にアクセスします。
長期間使用していると「データの断片化」が起こり、動作が重くなる事があります。
スマートフォンを購入して1年以上使っている状態ならば、一度SDカードの初期化を行ってみると、断片化が解消されて全体の動作が改善する場合があります。
またSDカードを初期化するとすべてのデータが消えてしまいますので、SDカードの中身はパソコンなどにバックアップを取っておきましょう。