スマホの画面が真っ白になった

こんにちはスマホシェルジュ秋葉原店です。

スマホの画面が急に真っ白になってしまったら、まずは慌てることなく冷静な対処を心がけることが先決です。不具合には必ず原因があります。その原因を特定して、原因に合わせた適切な対処方法を取ることが大切です。不具合は予期せず発生するものですから、いざというときのためにもしっかり対処法を理解しておきたいところ。

衝撃によるもの

スマホの画面が真っ白になる原因として、まず考えられるのが衝撃による故障です。画面が白くなる前に、スマホを落としてしまったり、どこかへぶつけてしまったりしていないでしょうか。落下などでスマホ本体に強い衝撃が加わると、フロントパネルが故障して画面が真っ白になってしまうことがあります。

見た目には何の破損も見られなくても、衝撃によって本体内部に何らかの破損が生じている場合もあります。特に内部の基盤にまで故障が広がっている場合は厄介です。内部の基盤が故障すると、本体の機能まで不全に陥ります。その結果、画面が真っ白になるなどの不具合が生じてしまうのです。

また、強い衝撃を受けてフロントパネルと基盤をつなぐケーブルが切れてしまった場合にも画面が真っ白になることがあります。落下などの衝撃は特に不具合を起こす原因になりやすいので、直近で落としたりぶつけたりしたことがあるなら、まずは衝撃によるパネルや基盤の故障を疑いましょう。

水没によるもの

スマホは水に弱いという性質を持ちます。そのため、水没させてしまった場合も、画面が白くなるという不具合が発生することがあります。また、たとえ完全に水没していなくても、スマホを水に濡らしてしまったときは注意が必要です。というのも、スマホは少し濡れるだけでも、内部の部品や基盤が故障してしまうことがあるからです。
特に耐水機能が付いていない機種では、濡れた手で触れるだけでも内部に水が入り込んでしまうことがあります。すなわち、完全な水没はもちろん、濡れた手で本体を触ることなども、画面が真っ白になる不具合の原因になるということです。

データ処理能力オーバーによるもの

膨大なデータを処理するためには、バッテリーにも多大な負荷を強いることになります。データ処理によるバッテリーの酷使が続けば、当然バッテリーの劣化や消耗も早くなってしまいます。バッテリーの劣化で問題なのは、バッテリー自体が膨張してしまうことです。
膨張したバッテリーはフロントパネルに内側から負荷をかけてしまうので、基盤やフロントパネルの故障も起こりやすくなります。その結果、画面が真っ白になるという不具合も発生しやすくなってしまうのです。

データ処理能力オーバーによる画面上の不具合は、大量のアプリを同時に起動していたり、データ通信量の多いゲームなどをモバイル通信環境下で利用したりしているときに起こる可能性があります。普段からアプリを頻繁に開く人や、スマホゲームに夢中になっている人などは、不具合の発生に特に注意したほうが良いでしょう。

 

強制再起動やリカバリーでも不具合が直らない場合は、基盤やフロントガラスの故障など、物理的な問題で不具合が発生していると考えられます。強制再起動やリカバリーという対処法は、あくまで一時的な不具合を解消するための方法です。そのため、物理的な問題が発生している場合は、修理に出すしか解決方法がありません。

修理に出す場合、スマホの初期化やデータの消失は覚悟する必要があるでしょう。ただ、依頼する業者によっては、初期化やデータ消失せずに不具合を直せる場合もあります。