スマホに「高温注意」の警告

こんにちはスマホシェルジュ秋葉原店です。

スマホを使用中に、「高温注意」というメッセージが表示されることがあります。初めて見たときには驚くかもしれませんね。

スマホで「高温注意」と表示される理由

スマホを使おうとした際、突然画面に「高温注意」という警告が出ていたら驚いてしまいますよね。
SNS上では、同様の事態になったiスマホユーザーから「故障ではないか」と心配の声が相次ぎました。
たしかに、このメッセージが表示されるとほぼすべての機能が使えなくなってしまうため、多くのユーザーがスマホの故障を疑うのは無理もありません。
しかし、安心して大丈夫です。結論からいえば、この症状は、正しい対処法をとることで改善します。

そもそも、この警告の目的は故障を伝えることではなく、「高温状態による故障を防ぐため」のものです。
スマホのような精密機器は熱に弱いため、高温の状態が続くことで故障、あるいは何らかの不具合を引き起こしてしまう可能性があります。そのため、警告を出してユーザーに高温状態を知らせているのです。
しかしながら、ただ冷やせばいいのかといえばそうではありません。対処法を誤ったばかりに二次被害の故障につながってしまった事例もあるため、「高温注意」に対する正しい対処法を身に着けて適切に対応しましょう。

高温時の不具合

「高温注意」が表示されると、スマホのほぼすべての機能の使用ができなくなります。もちろん、メールや電話などの基本的な機能も使えません。緊急電話のみ使える場合もありますが、それも確実ではないでしょう。
また、「高温注意」の警告自体が消えて、スマホに何も映らなくなったり、充電ができなかったりという不具合が起こる可能性もあります。
作動したとしても、電波が弱くなったり、カメラの機能の一部が制限されるといった不具合も報告されています。再び正常に利用するためには、スマホ本体が冷却されるまで待つしかありません。

高温注意の正しい対処法

ここでは、スマホに「高温注意」と表示されてしまった場合の正しい冷却法について説明します。

電源を切る

まずは、高温状態になっているスマホの電源を切りましょう。電源を切るための手順は通常と変わりません。
ただし、このときのスマホは非常に高温になっている可能性があります。油断して素手で触ってしまうと火傷のリスクがあるため、服やハンカチ越しに掴むようにするなど、取り扱いには十分注意しましょう。
電源が切れたら、場所を変えてスマホを放置します。なお、冷却している間は決して充電しないように注意しましょう。
仮に電池が残り少なくなっていたとしても、スマホの反応が悪いのは電池が足りないからではありません。むしろ、このタイミングで充電をすることでバッテリーに負荷がかかるため、さらにスマホの温度を上げてしまう可能性があり、注意が必要です。

冷風を当てる

スマホの温度を下げるポイントは、徐々に温度を下げることです。そうは言っても、用事があってすぐにでもスマホを使いたいときは、のんびり待っていられませんよね。
そんなときは、クーラーなどの冷風を当てるのも効果的です。冷風によって、通常よりも早く本体の温度が下がる効果が期待できます。