スマホの画面が浮いてる!

こんにちはスマホシェルジュ秋葉原店です。

スマホの画面が浮いてきたのに、そのまま使い続けているという人はいませんか?動作に問題がないからといってそのまま放置していると、本体の故障などの重大なトラブルにつながりかねません。そこで、スマホの画面が浮いてしまう原因やそのまま使用した場合のリスクについて説明します。

スマホの画面が浮いてる原因とは?

バッテリーの膨張

原因としてまず考えられるのは、バッテリーの膨張です。スマホは本体のサイズを小さくするために、バッテリーを含めた各パーツがそれぞれ隙間なくコンパクトに収まるように設計されています。そのため、バッテリーが膨張することで画面が押し上げられ、画面浮きを引き起こしてしまうのです。

スマホのバッテリーは、もともとフル充電で最大500回までは80%のパフォーマンスを発揮するように設計されています。これは、1日1回充電したとして約1年4カ月の耐用年数があるという意味です。また、スマホを使用するときの適正温度は、16~22度とされています。
この範囲を外れて使用したり、必要以上に充電を続けたりすると、バッテリーに負荷がかかり劣化して膨張する可能性があるのです。

フレームの変形

フレームの変形も、原因として考えられます。落下などで強い衝撃が加わるとスマホ本体のフレーム部分がゆがみ、画面が押し出される形で浮いてきてしまうのです。特に、

フレームの劣化

スマホに直接衝撃が加わらなくても、フロントガラスを固定しているフレームが劣化することによって、フレーム部分から画面が剥がれて浮いてしまうということもあります。スマホのフロントガラスを固定しているフレームは、プラスチック製であるためです。通常であればそれほど使用していないのにすぐに劣化してしまうというようなことは起こりませんが、プラスチックは高温多湿の環境で使い続けると劣化が起こりやすくなります。

隙間から異物が入り込んでしまう

スマホの画面が浮いているということは、本体のフレームと液晶画面の間に隙間ができているという状態でしょう。そのまま使い続けていると、隙間から異物が入り込んでしまうケースは少なくありません。たとえわずかな隙間であっても、水分やホコリが入り込んでしまうのです。スマホは精密機器ですから、このような異物の混入は致命的なトラブルを引き起こす恐れがあります。

 

テープで画面を押さえる

接着剤ではなく、テープで隙間をふさげばよいのではと考える人もいるかもしれません。しかし、これも危険な対処法なので、やめたほうがよいでしょう。スマホの画面が浮くのは、内部でバッテリーが膨張していることが原因かもしれないためです。
バッテリーの膨張は、スマホを使い続けている間も進行していくことがよくあります。これをテープによって押さえつけてしまうとバッテリーに荷重がかかった状態になるため、破裂や発火のリスクが高くなってしまうのです。