日頃使用しているPixelが急に熱を持ち始めたり異常に熱かったりすると爆発してしまうのではないか、危険なのではないかと心配になりますよね。
スマホが異常に熱くなってしまうときの原因をここでは解説いたします!
原因1 高付加のタスクを実行
スマホに搭載されているCPUに負荷がかかり過ぎてしまっていることが原因の1つとして考えられます。CPUはスマホを動かすための頭脳と言える部位で、この数値が高ければ高いほど快適に動作することができます。データサイズの大きな動画や写真も早く表示できるようになったり、操作もサクサクとスムーズになったりします。現在のアプリは複雑な処理が必要になるものが多いので、その分CPUにも負荷がかかりやすくなります。
たとえば、データフォルダ内に動画や写真、アプリなどが溜まりすぎているときは容量不足でスマホが発熱しやすくなります。容量不足を解消したら発熱する回数が減ることもあるので、思い当たる人は試してみましょう。
原因2 アプリを起動しすぎている
スマホが発熱している原因に「たくさんのアプリを同時に起動していること」が挙げられます。使い終わったアプリはきちんと終了させて、CPUへの負荷を減らしましょう。データサイズの小さいアプリや通信のないアプリでも、同時に起動し続けていればCPUへの負荷になります。
また、常駐型アプリやバックグラウンドでも動き続けるアプリを多くインストールしている場合も、スマホが発熱しやすくなりますので注意しましょう。
原因3 長時間の使用
スマホを充電しながら動画を見たり、ゲームアプリで長時間遊んだりすることも本体が発熱する要因となります。大きなデータのやり取りはCPUに負荷をかけるので、処理能力の高いスマホでも熱くなってしまいます。
原因4 環境の影響
気温が高いとスマホ内部の熱を冷却できず、放熱がうまくいかない場合があります。さらに保護ケースやスマホカバーの形状によっては、スマホの放熱を妨げてしまいます。例えばシリコンや布のように熱伝導率が悪い素材で厚みがある場合は特に放熱しにくくなり、内部に熱がこもってしまいます。
冷蔵庫には入れないで!スマホが発熱したときの正しい対応
スマホの熱を下げるために、冷蔵庫に入れてスマホの熱を冷やす人がいるかもしれません。しかし、この方法はスマホの故障に繋がる恐れが大きいので、絶対にやめましょう。発熱しているスマホを冷蔵庫に入れ、急激に冷やすのはおすすめはできません。
「スマホの熱が取れるのだから冷蔵庫に入れてもいいのでは?」と疑問に思うかもしれません。しかし、この方法はスマホの内部に結露を発生させてしまう危険性があり、故障にも繋がりますので他の方法を試しましょう。食品用の保冷材で冷やすのも同じ理由でNGです。結露が発生してしまうと内部の基板がびしょ濡れになり、水没させたときと同じ状態になります。以下スマホが熱くなった時の正しい対処法を紹介します。
スマホが熱くなった時の対処法
・充電しない
充電しながら長時間使用している場合はスマホからケーブルを外してしばらく置いておきましょう。
・使わないアプリを中断する
現在使用しているアプリの他にもバックグラウンドで動いているアプリも終了してみましょう。
・スマホの電源をオフにする
スリープ状態ではなく1度電源をオフにして熱が収まるまで待ちましょう。
・放熱する
今着けているスマホケースを外してみましょう。さらに風通しの良い場所で使用するか、そのまま放置して熱が下がるか確認しましょう。
・スマホ画面の明るさを下げる
スマホ画面のバックライトもスマホが熱くなる要因の1つです。自分が見える範囲内で明るさを下げてみましょう。
繰り返し発熱するならバッテリー交換や修理を!
発熱しないように対策しても、なぜか繰り返し発熱してしまう場合はバッテリーの劣化や本体の不具合かもしれません。本体が熱くなりすぎて、熱暴走を起こしてしまう可能性もあります。スマホ端末やスマホ端末のほとんどは「リチウムイオン電池」と呼ばれるもので、熱に弱いと言われています。
スマホ端末に熱がこもってしまうと、バッテリーがダメージを受けてしまい、故障の原因にもなります。手に持って「少し熱いかも」と感じる温度は40℃で、この温度になるとバッテリーに悪影響が出始めるので注意が必要です。
いらないアプリを削除したり、充電中にスマホを使わないなどの工夫をしても発熱が改善されなかったりする場合は、バッテリー交換や本体の修理を考えてみましょう。バッテリーが劣化している可能性もありますし、本体が故障していることが原因で発熱している可能性もあります。
スマホを安全かつ快適に使うためにも「スマホが熱すぎる、なぜか熱が収まらない」と感じたときはバッテリー交換や修理に出しましょう。
修理が必要になった際はPixelシェルジュまでお気軽にご相談くださいませ!